2018-01-08 彼岸のカイト 詩 窓辺に吊り下げていた グリーンネックレスの蔓が伸びて 長く間延びしたそれを 切り落とす。遠い冬宙に浮かぶカイトが 風にちぎれたまま 役目を終えて戻ってくる ようやく地面に還れると安堵した顔で。