魚野真美 詩舎 夜の目撃者

詩と、その周辺について。

第一回よるもく舎■合評企画 魚野真美『太陽の親子』を佐々木漣さんに感想いただきました。

〇よるもく相互合評会とは??

詩舎夜の目撃者(通称よるもく舎)内で、不定期でゲストと相互に発表しあう場を作ろうというもの。
作品を相互に批評、感想を出して発表しちゃおうと勝手に考えた企画です。

自分の作品には感想を頂き、相手の作品に感想を書きます。
まずは魚野の作品を読んでいただきました。
3月12日までに佐々木漣さんの作品の感想/批評をアップ予定です。




〇作品 魚野真美


太陽の親子
魚野真美


夜明け前
いつかあなたと走った道路に寝そべり
あなたの冷たさと同じくらいに
身体は硬直して
冷たくなっていくのがわかる


空が白む頃
誰もいなかった道の上に
太陽の子が走った
横たわる私を踏むことなく
太陽の子は西の方角へ走った


やがて少しずつ身体は明るくなり
目覚め起き上がる私は
太陽の親子といつもの朝食を囲む


今日もまたあなたとの冷たさを
未だ共有できずにいる





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〇この作品の感想/批評を佐々木漣さんにしていただきました。
rensasakiroom.hatenablog.com
佐々木さんのブログにて掲載しております。

この批評を受けた魚野の感想は、こちらも3月12日を目途に、
このページ内もしくは別ページにて発表予定です。